山里亮太さんや渡辺直美さんなど、いろんな芸能人が発症し話題となったアニサキス食中毒。

一体、何が原因で発症するのでしょうか?

お昼の情報番組「ミヤネ屋」で、ジャガー横田さんの旦那さんで医学博士の木下先生が詳しく解説してくれました。

アニサキス食中毒が増えている?

最近、耳にするようになったアニサキス中毒。

ここ10年の間に20倍にも増えているそうです。

アニサキス中毒とは、寄生虫アニサキスのついた生の魚介類を食べることにより発症する食中毒です。

大人でも、我慢できない程の痛みが起こるのが特徴です。

アニサキスの幼虫はぱっと見、白い糸くずのような形をしています。

大きさは、2~3㎝位で幅1㎜程です。

ホント、糸くずですね。

お刺身などに付着したアニサキスに気づかずに食べることにより、口の中から入ったアニサキスは胃や腸の壁に止まります。

胃や腸の壁に止まったアニサキスは壁に噛み付くので、痛みが発生するのです。

また、アレルギー反応も起きるので、それも痛みの原因となっています。

アニサキス中毒が増えた原因には、交通機関の発達や物流システムの発達が影響していると言われています。

それは、生の魚を食べられるようになったからです。

以前は、お刺身も冷凍の魚が使われることがほとんどだったので症例が少なかったのです。

便利になったのはいいけれど、それで病気が増えるのは困っちゃいますよね。

我が家は、生の魚は高いからほとんど買いませんが…。

アニサキス食中毒には二種類ある

アニサキス食中毒の症状は二種類あり、症状が違います。

・胃アニサキス症

食後、数時間から数十時間の間に発症

みぞおちに激しい痛みを感じ、悪心、嘔吐などの症状があります。

患者の9割以上がこれに当てはまるそうです。

・腸アニサキス症

食後、数時間以上経ってから発症。

激しい下腹部痛、腹膜炎症などの症状が起きます。

 

食中毒との違いは、下痢があるかないかです。

生の魚をよく食べる人は覚えていた方がいいと思います。

子供はあまり生の魚を食べないから大丈夫だけど、子供が発症したら大変ですよね。

我が家の子供たちなら、間違いなくギャー泣きです。

人が口にする魚にはほぼ寄生している

アニサキスは青魚、特にサバに多く寄生していると言われています。

しかしサバ以外にも、サケ、アジ、イカ、タラなど160種類以上の魚介類にも寄生しています。

つまり、人が食べる魚介類にはアニサキスがいると考えていいのです。

 

通常、アニサキスは内臓の中に多くいます。

でも、内臓は一番先に腐敗するので身の方に移動をします。

だから、内臓を取ったから大丈夫とは言えないのです。

番組では、サバを捌いてアニサキスを数えたら50匹も出てきました。

 

ちなみに、木下先生に言わせるとアニサキスは「匹」ではなく「隻」と数えるそうです。

なので、50隻が正しいですね。

1匹のサバに50隻ものアニサキスがいるなんてすごいですよね。

想像したら、サバが食べられなくなりそうです。

予防法はとっても簡単

アニサキスは熱や冷凍で死滅します。

他にも、アニサキスを取り除く方法があるので紹介します。

・加熱する

60℃で1分、70℃以上なら1秒加熱。

・冷凍する

-20℃で24時間以上冷凍。

・内臓を取り除く

アニサキスは、内臓や内臓付近に多く寄生しているからです。

・目視で確認

白い糸くずみたいなのがあれば、それはアニサキスの可能性があるので取り除いてください。

身を薄く切ることで見つけやすくなります。

・よく噛んで食べる

よく噛んで食べるのも予防法になります。

身を薄く切ってアニサキスが傷つけばそれでも死滅します。

 

冷凍品よりも新鮮な魚の方が味はいいような気がしますが、アニサキスの事を考えると冷凍の方がいいみたいですね。

私も、生の魚を食べるときは気をつけたいと思います。

病院での治療方法は?

アニサキス食中毒になったら、すぐに治したいですよね。

一体、病院ではどんな治療をしてくれるのでしょうか。

・内視鏡カメラや胃カメラ検査で、その場で除去

アニサキスを除去するだけで、痛みは無くなります。

しかし、腸は内視鏡の治療が出来ないので痛みが酷い場合は手術になるそうです。

・痛み止め

アニサキス自体を駆除する薬は開発されていないので、痛み止めしか処方されないようです。

患者数も増えているんだから、早く効果のある薬が開発されるといいですよね。

私なら、内視鏡カメラは怖いので薬で治したいです。

まとめ

刺身やお寿司など、生の魚をよく食べる日本人には見過ごせないアニサキス食中毒。

ちょっとした事で、予防できるので生の魚を食べるときは気を付けてくださいね。

どうしても心配なら、冷凍の魚を使うか火を通した方がいいでしょう。