秋といえば、運動会のシーズンでもありますよね!

先日のビビットでは、組み体操の危険性を調査したばかりでしたが、
この組み体操を超える危険性のある競技があるというのです。

それは、なんと「ムカデ競争」なのです。

1年間で482人も骨折者が出て、運動会でも事故が多発するというムカデ競争。

昔から運動会の楽しい種目として受け継がれているこの競技ですが、
意外にも重症化する事故も多発しているようで、

中には、頭部外傷や脳内出血になってしまうケースもあるというのです。

運動会

ちなみに「ムカデ競争」とは、
皆さんがご存知のように、ヒモや板などで足を固定して速さを競う競技です。

1人が転ぶとみんな転んでしまうという、とても微笑ましくて面白い競技というイメージが強いと思います。

しかし、こどもの安全対策に詳しい産業技術総合研究所の西田さんによると、
昨年度の全国の小中高校でムカデ競争でケガをした人の人数は、2205人にのぼるというのです。

このうち、21%にのぼる482人が、足や肩の骨を折る骨折で重傷を負っていることがわかりました。

その重症化した例としては・・・

・地面に頭部を強く打ちつけてしまい、両手足が麻痺してしまった。

・前の生徒の足が右目にあたり、網膜剥離になってしまった。

ここで専門家の見解は・・・

みんな楽しんで競技を行うために、そこに伴うリスクが見えなくなっていること、
一人が体勢を崩すと全体が崩れてしまい、その中でもらい事故も当然起きることになるので、危険を伴う競技でもある。
 

このような問題の中で、6年前からムカデ競争の安全性を調べている、
静岡県の整形外科医の東山医師のお話しによりますと、

①列が長ければ長いほど危険が伴うので、可能であれば走る人数を減らすこと

②伸縮性のあるもの(ストッキング)などで足を結ぶ

このように楽しさを維持しながら、安全にやる工夫をすれば、まだまだ改善の余地はあるといいます。
 
昔から運動にはケガがつきものではありますが、このように重症化の可能性が出てきてしまいますと、競技自体をなくすべきなのか、安全性を十分に改善して続行するのかが、とても難しい問題になってきます。

どちらにせよ、ビビットは子供たちの安全を最優先に考えて、
無理のない、楽しい運動の時間を持てれば良いなと思うばかりです。