フジテレビ放送「バイキング」のコーナー「ひるたつ」。

本日は「知らないと怖い正しい薬の飲み方」を伝授!

この疑問に教えていただくのは、小中学校や市民団体から講演オファーが殺到する薬のエキスパート、東京薬科大学教授の加藤哲太さん。

早速色々な例をあげて疑問を解決していきます。

薬の飲み方
 

知らないと怖い正しい薬の飲み方

Q1、1日3回の食後の薬を、遅めの朝10時に朝食後に服用。
次の食事をお昼の12時に食べた場合はいつ薬を飲めばよいのか?

答)薬の血中濃度は「非有効域」「有効域」「中毒域」の3つに分かれていまして、
服用してから2時間ぐらいがピーク(有効域)で、その後2時間かけて「非有効域」へと下がっていきます。

この間約4時間と言われています。

しかし、薬の間隔が4時間未満(今回の例は2時間)の場合は、

また血中濃度が下がっていないのうちに次の薬の濃度が入ってきてしまうので、
「中毒域」になってしまう可能性があるというのです。

ですので、薬を飲む間隔は4時間を目安にして、もし食事がずれてしまい、
食事をしてから時間がたって後に薬を飲まなくてはいけない場合は、

何か少し胃の中に食べ物を入れてから服用することがオススメです(胃を荒らさないため!)

 

Q2、病院で4日分の「風邪薬」を処方されたのだが、二日目で症状が良くなった。残った2日分の風邪薬はどうしたらいいの?

答)風邪とはウイルスに感染したことで起こる症状ですが、「風邪薬」の中には、鼻水や咳などのそれぞれの症状に対処する成分は入っているものの、ウイルス自体を殺す成分は入っていません。(風邪薬=対処療法)。

ですので、風邪の症状が治まったら「風邪薬」を止めて免疫力をつけるようにしても良いそうです。

しかし・・・

「抗生物質」の場合は、服用を続けることで細菌が死滅して症状が楽になってくるのですが、実はまだ体の中に生き残っているチカラの強い菌が潜んでいる場合があるのです。

そして、この強い菌が増えてきてしまうと薬が効かなくなるという状態(耐性菌)になる可能性があります。

このようなことにならないために、「抗生物質」は医師に出された分は最後まで飲みきるようにして下さい!

 

Q3、焼肉を食べて胸やけがしてきてしまった場合は「胃腸薬」をすぐ飲んだ方がよいのか?

答)胃薬に配合されている胃酸を抑える成分は、リン酸という肉の成分とくっついてしまう性質があります。

このことを化学結合といい、胃腸薬の効力を弱めてしまうそうなのです・・・。
ですので、少し食べ物が消化した後に胃薬を飲んだ方が、効果を発揮するというわけです。

 

Q4,薬(抗生物質)の効力が弱まる食べ合わせはあるのか?

答)抗生物質×ミネラルウォーター(硬水)

とても意外な気がしますが、「抗生物質」とミネラルウォーターの「カルシウム」は、さきほどの「胃薬とリン酸」と同じように成分がくっついてしまって効果が下がるといいます。

ですので、カルシウムの多い牛乳で薬は飲まないようにしてください!

 

普段私達が何けなく服用しているお薬ですが、この飲み方によって効き目が違ったり、中毒になってしまう危険性もあるということを知りました。

本来なら薬のお世話にならないように健康管理をしっかりしていかないといけないのですが、今のご時世では、なかなか難しい部分もあると思います。

万一体調を崩してしまった時は、正しい方法で薬を服用して元気に生活していきたいものです。

お薬に関して不安な点や疑問点などが出てきた場合は、すぐに薬剤師さんに相談してくださいね!
バイキングの薬の常識でした。