国民の約4000万人が悩む病気、それは「頭痛」。
頭痛には、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛と色々な種類がありますが、
この中でも女性にとても多いのが「片頭痛」と言われています。
片頭痛とは脈にあわせてズキンズキンと側頭部や後頭部が痛くなる頭痛をいいます。
ちなみは私は「緊張型頭痛」をもっているのですが、
頭痛が始まると本当につらくて、寝込むこともあるぐらいです。
そこで今回は、片頭痛の対処法を「バイキング」のひるたつで紹介しました!
解説していただくのは、脳科学の達人「茂木健一郎さん」と、
北里大学教授・富士通クリニック頭痛外来の「五十嵐久佳先生」。
まず片頭痛は10代~20代になる方が多いですが、
30過ぎてからなる方もいるといいます。
その原因と対処法を順に追っていきたいと思います。
どうして片頭痛になるの?
片頭痛になる原因は本当に様々で、
「ストレスがかかった時」「ストレスから解放された時」「天候の変化」など。
そして女性の方はやはり「ホルモン」の影響もあるといいます。
片頭痛対策 痛みを和らげる3つの解消法
こめかみを冷やす。
どうやって片頭痛が起こってしまうのかということなのですが、脳の中には血管があり、神経が通っているのですが、この神経から色々な原因で痛みの物質が出てきてしまいます。
そしてこの物質が神経や血管に作用して、片頭痛が起こると言われています。
このことで血管が広がってしまうことでダメージが起きてしまうのです。
そこで、この広がった血管を冷やすことで元に戻り、痛みが和らぐのです。
入浴は痛みに良さそうですが、温まると血管が拡張して痛みが増すので逆効果!また、緊張型頭痛の方は逆に入浴でリラックスして痛みが軽減するのでOKです!
アイマスクをする。
片頭痛の発作中は、光や音をとても嫌いますので、
できれば部屋の電気を消してカーテンをして、音がしない状態が良いといいます。
※「日光浴」などは光が片頭痛を悪化させる可能性があるので、極力さけて下さい!片頭痛は運動すると痛みが増すので「ストレッチ」などもしないようにご注意を!
逆に緊張型頭痛の時は適度なストレッチなどをすると良い場合もあります。
コーヒーを飲む。
片頭痛が始まった早い段階でコーヒーを飲むと、
コーヒーに入っているカフェインが血管を収縮させて、傷みが和らぐとのことです。
私の周りの偏頭痛持ちの友人たちは、コーヒーをすぐ飲んでますよ。
安くて美味しいコーヒーを常に常備しておくのが対処のコツと言ってました。
※緑茶などにもカフェインは入っていますが含有量が少ないので、コーヒーが◎。
※「赤ワイン」はポリフェノールが血管を拡張してしまうので逆効果になります。
※「チョコレート」もチラミンという成分が片頭痛を悪化させるので控えて下さい。
片頭痛に良い食べ物はなに?
・ビタミンB2・・・豚肉・レバー・うなぎ・緑黄色野菜
・マグネシウム・・・わかめ・のり・ひじき
ビタミンB2はエネルギー代謝をよくし(細胞の働きが活発化)、
またマグネシウムは細胞の膜の安定化をはかると言われていて、
片頭痛の痛みの30%は「マグネシウム不足」と言われているぐらいだそうです。
そして、2大要素を兼ね備えた食品はあるのです。
それは・・・豆腐や納豆などの「大豆製品」です!
片頭痛の予防方法はあるの?
頭痛の原因の1つとして首や肩の筋肉の凝りがあげられます。
日ごろから首と肩のストレッチは大切なのです。
~首のストレッチ~
顔は正面のまま、量腕を肩の高さに持ち上げて2分間左右に腰をひねる。
~肩のストレッチ~
両肘を曲げて前後に6回~10回肩を回す。
発作が起きている時は絶対にやらないでください!!!
頭痛は本当につらいものです・・・。
この痛みは、頭痛になった人にしかわからない痛みかもしれません。
バイキングの方法で日ごろから予防を心がけて、傷みが出にくい体にしたいですね。