朝の情報番組ZIPのコーナー「アレナニ?」。
金曜日はマーケティングアナリストの原田曜平さんがお伝えします!
今日のテーマは「若者たちの「オタク」事情」。
最近オタクの若者に変化が見られているといいます。
そこで今朝のキーワードは・・・「リア充オタク」!
ご存知だと思いますが、
リア充とは「実際の生活(リアル生活)が充実していること」の言い方ですよね!
元々「オタク」というイメージは・・・
・メガネ
・リュック
・チェックシャツ
こういったファッションに身を包み、
一つの徹底したジャンルに詳しいというスタイルだったと思います。
例えば・・・
21歳の大学生男子の場合
外見はさわやかで、友達とディズニーに行った写真なども公開するリア充な学生。
ところが自宅に行ってみると・・
少女漫画を描いていたり、アニメグッズを大量に持っています。
学生らしいスタイルでブランド品の時計をしていたり、
バスケットボールもやっているという、ごくごく普通の男子。
しかし、実はDoll☆Elementsというアイドルグループがとても大好きで、
掛け合いなどを覚えたり、アイドルの直筆Yシャツが一番のお気にいりだといいます。
一見真逆のような概念を備える若者が増加してきているんです!
実際、オタク市場規模は、過去7,8年前に比べると3倍近く増えているそうです。
ちなみに「オタク市場」とは、アニメDVDなどの販売額のことだそうです!
しかし、オタクと言われている人の1人当たりの年間消費額は、
10年前に比べると、逆に4分の1に減少。
この背景には、昔のように1つのコアなジャンルに費やすお金が減り、
ファッションなどにもお金をかけているといったことも1つの理由とか。
また、昔のように雑誌を買うことで好きなジャンルの情報を得ているのではなくて、インターネットを利用することで、手軽に情報が入りやすくなったことにより、
リア充だけど、オタクの要素も兼ね備えた若者が増えたのではないかと言われます。
若い時は色々なものに興味があり、それを楽しむことにより青春を謳歌したものです。改めて、時代の変化を感じた瞬間でした。