2017年11月2日放送の日本テレビ系『得する人損する人』で、「ちまたでウワサの4つの最新ラクやせ法」という特集がありました。
ここで紹介された4つの「ラクやせ法」の一つが、「帳消しダイエット」です。
「帳消しダイエット」とは、高カロリーの食事をしたときは、帳消し食材をあわせて摂ることで栄養バランスを整えて、カロリーの消費を上げることでダイエットを実現する方法です。
気になるのは、「帳消し食材」って何?ってことですよね。
また、高カロリーの食事と帳消し食材の組み合わせって決まっているのか、ということも気になりますね。
そこで、ここでは、『得する人損する人』で紹介された「帳消しダイエット」と帳消し食材についてご紹介します。
【得する人損する人】 帳消しダイエット
「帳消しダイエット」では、高カロリーの食事と帳消し食材を合わせて摂ることで、カロリーの消費を上げて、ダイエットを実現します。
そもそも食べ過ぎて太るのは、摂取カロリーを消費しきれずに、それが脂肪として体内に蓄積されるためです。
その余分なカロリーを消費するための手段として、まず思い浮かぶのは運動なのですが、運動が苦手だったり、始めても継続できなかったり、なかなか成功しませんね。
ですが、実は、運動をしなくても、人は内臓を動かしたり呼吸をしたりすることで、カロリーを消費しているんです。
これが、基礎代謝と呼ばれるものです。
この基礎代謝で消費されるカロリーの量は、食生活に大きく左右されるそうです。
専門家によると、基礎代謝を上げ、カロリーをより多く消費するには、栄養バランスがとれた食事が必要なのだとか。
この理屈を応用したのが、「帳消しダイエット」なのです。
帳消しダイエット 「高カロリーの食事+帳消し食材」のメニュー例
では、例として、11月2日の「得する人損する人」番組内で紹介された、メニュー例をご紹介します。
お好み焼き+グレープフルーツジュース
通常のお好み焼き:ビタミンやミネラルが少なく糖質が多い。
グレープフルーツジュース:ビタミンとミネラルが豊富。イノシトールという成分が余分な糖を排出。
また、ケンフェロールという成分の働きで、余分な資質を減少することも可能です。
栄養バランスが良くなり、代謝が上がることで、食べた物の脂肪や糖が燃焼しやすくなります。
【ポイント】
果物をそのまま絞るのがベストです。
市販のジュースを選ぶ場合は、ストレート果汁100%のものがおススメです。
1人前のお好み焼きにつき、ジュース1杯の分量が目安。
ホットドッグ+プルーン
ホットドッグ:脂質が多い。
プルーン:食物繊維とアントシアニンの働きで、脂質の吸収を防ぐ。さらにビタミン、ミネラルも含まれており、栄養バランスが良くなる。
【ポイント】
1人前のホットドッグにつき、プルーン1~2個が目安。
たらこパスタ+リンゴジュース
たらこパスタ:たらこに脂質が含まれるが、魚介系の良質な資質なので帳消しの必要なし。問題は、パスタに多く含まれる糖質。
リンゴ:オスモチンという成分により、糖質の燃焼を助ける。パスタはビタミンが足りていないので、リンゴジュースで補う。
【ポイント】
果物をそのまま絞るのがベスト。
市販のジュースを選ぶ場合は、ストレート果汁100%のものがおススメ。
1人前のたらこパスタにつき、ジュース1杯の分量が目安。
ラーメン+チャーシュー×バナナ
トッピングなしのラーメン:タンパク質とビタミンが不足。
チャーシュー:豚肉なので、たんぱく質やビタミンB2を補える。L-カルニチンが脂質や糖質の燃焼を促しやすくする。
バナナ:カリウムの作用で、ラーメンに含まれる過剰な塩分の排出がされやすくなる。
【ポイント】
ラーメン1杯につき、チャーシュー1人前、バナナ1本が目安。
ハンバーグ+大根おろし
ハンバーグ:ひき肉は脂質が高く、ビタミンとミネラルが不足しがち。
大根:ビタミンとミネラルを補い、食物繊維で余分な糖質を排出しやすくなる。
焼き肉+ブラックコーヒー
肉:脂は飽和脂肪酸と言われ、体脂肪になりやすい。
ブラックコーヒー:メラノイジンと呼ばれる成分が余分な脂肪を吸着し、排泄を促しやすくする。
【ポイント】
焼き肉1人前につき、ブラックコーヒー1杯が目安。
まとめ
「食べ合わせ」とはよく聞きますが、それでダイエット効果があるって知りませんでした。
効果的な組み合わせで食事をして、食べることを我慢せずに、ダイエットできたら嬉しいですよね。ぜひ、この組み合わせメニューを取り入れてみてくださいね。
ただし、効果は個人差がありますし、食べすぎたら、もちろん太ってしまいますので、くれぐれも食べ過ぎないようにしてください。