10月5日のスッキリでは、「マイナンバー制度」の疑問について詳しく解説しました。
「マイナンバーの疑問」について、街の人100人に調査。
そこで出てきた疑問について、一つ一つ解答して下さったのは、内閣府の福田峰之大臣補佐官です。
Q1、「マイナンバー制度」って何?(100人中40人回答)
国民一人一人に12桁の番号をつけて、社会保障や税金などの行政手続きを効率化しようという制度。
そもそも、この「マイナンバー制度」を導入しようと思ったキッカケは何だったのか?
1億2千万人の人口がいると、同姓同名の人がいたり、同じ生年月日の人がいて、
誰のデータなのかがわからないことが起こった。それが「消えた年金問題」である。
この問題を無くすために、どうしてもこの番号制度が必要だったということ。
私達が実際にマイナンバー制度を利用することができるのは、来年1月からで、
「社会保障」「税」「災害対策」の3分野に限られている。
また、マイナンバーのメリットとしては、行政の手続きが簡素化されて、行政運営が効率的になること。
Q2、私達の生活にメリットは?(100人中8人回答)
マイナンバーは、運転免許証のように顔写真付きの公的な身分証明書になる。
また、今後は私達の生活を便利にする可能性がある。
まず、健康保険証と一体化することは既に決定していて、現時点では任意の制度。
2017年以降はこの健康保険証の機能を全てもたせるという。
更に、カードにはICチップが搭載されているため、
将来的には、キャッシュカードやクレジットカード、そして図書カードやTポイントカードなど、
多機能を一本化することができるという。
ただ、国民のための仕組みというよりも、国が国民を管理することを目的になるのではないかと懸念。
Q3、私の個人情報大丈夫?(100人中37人回答)
必要な時にマイナンバーで自分の情報を呼び出すという仕組みであって、
マイナンバーカードにデータが入っているわけではない。
また、万一カードを紛失したり盗難にあっても、
ICチップに記録されているのは、名前や住所などの基本情報のみであるため、
プライバシーにかかわる情報は、カード自体に記録されていない。
また、情報へのアクセスは暗唱番号が必要で、顔写真ものっているため、
不正利用されにくい。
いかがでしたでしょうか?
これからもどんどん最新情報が出てくるとは思いますが、
知識不足を逆手に、詐欺まがいの行為が既に報告されているといいます。
このマイナンバーの手続きの書類は、
今月20日頃から来月末頃までに国民一人一人に「簡易書留」という対面での郵送になるそうです。
郵便ポストに投函されていたり、対面でも家族構成を聞かれたり、現金を払うことは絶対にないので、
詐欺にあわないよう、ご注意ください!