今や国民の全員が持っているといっても過言ではないぐらいの携帯電話。
どこにいても通話やゲームにインターネットができるという、
私たちにとって最高に素晴らしい道具ではありますが、
公共の場でのルールがあることも忘れてはいけません。
その一つとして、電車の中での携帯電話のルールです。
今までは、携帯電話から出る電波が
心臓ペースメーカーなどに悪影響を及ぼすという理由で、
優先席付近では常に電源をOFFにしておく必要がありました。
しかし8月に総務省がその電波について調査した結果、
この電波が心臓ペースメーカなどに及ぼす悪影響は
とても低いことが判明したことで、
10月1日からは、乗客がつり革を持てないような
混雑時以外は電源を入れてもよいということになったのです。
(関東甲信越と東北37鉄道のみ)
ただ、実際にペースメーカーを使用している方の中には、
このことに不安を持っている方がいらっしゃるのも事実です。
心臓ペースメーカーとは、
心臓が正しいリズムで鼓動することを手助けする、
患者さんにとってはとても大切なもの・・・。
病院の医師らも、安全に対する実勢と検証を積み重ねて、
不安を取り除ければと話しています。
ルールが緩和されても、決まっているルールは
きちんと守っていかなくてはいけないと実感しました。